丼ぶりテイクアウト事業「丼ぶり屋さん」スタート

【丼ぶりテイクアウト事業「丼ぶり屋さん」とは】 

 土岐市の地場産業である美濃焼業界は、新型コロナウイルス感染拡大により厳しい状況にあります。中でも、業務用食器を扱う陶磁器メーカーや商社は、外出の自粛や各種イベントの中止などの影響を受け飲食店やホテルからの注文が激減し、大きな打撃を受けています。
 そこで、コロナ禍にてテイクアウト関連事業の需要が増加していることに注目し、土岐市内飲食店と美濃焼業界がコラボレーションをして、需要拡大を目指した「どんぶりを活用したテイクアウト事業『丼ぶり屋さん』」を開始しました。
 本事業は、市内飲食店で実施しているテイクアウト料理の容器に市内で作った「丼ぶり」を使用してもらい、料理に加え「丼ぶり」もテイクアウトできるというものです。本事業を通して、陶磁器メーカーのみならず、市内飲食店にも相乗効果をもたらし、土岐市全体を盛り上げていきたいと考えています。また、将来的には本事業を地産地消のビジネスモデルとして構築し、陶磁器商社とメーカーが連携してテイクアウトモデルをトータルで行い、全国に向けた販路開拓に繋げていくことを構想しています。

 

【なぜ「丼ぶり」なのか】

・焼き物の特徴である熱伝導の低さによる保温性の高さを生かし、消費者に温かくお店で食べるのと変わらない状態の
 美味しさを消費者に届けることができる。
・市内の陶磁器メーカーでも多く製造され、商品の種類も多い。
・家庭での利用度も高く、多彩な料理に利用でき、ニーズも高い。
・和食ブーム等により海外からもコンスタントな注文がある。
 
 

【本事業のねらい】

・どんぶりを取扱う陶磁器メーカーの売上増加に繋がる。
・テイクアウトを行う飲食店の売上増加に繋がる。
・プラスチック容器は使用後ごみとなるが、陶磁器は何度でも使用でき環境問題の解消に繋がる。
・消費者に家庭で美濃焼丼ぶりを使用してもらう機会が増え、地産地消に繋がる。
・陶磁器メーカーと商社、飲食店、消費者全てにメリットがあり三方よしの事業になり得る。
 
 
 
飲食店やテイクアウト丼ぶりの情報をお知りになりたい方は下記HPよりご確認下さい。
 
※1月29日(金)中日新聞折込チラシ【テイクアウトどんぶり第1弾】の表記内容について、参加飲食店の加登屋食堂様の定休日に誤りがございました。誠に申し訳ございませんでした。
 正:定休日 火曜日
 誤:定休日 月曜日
 
チラシはコチラ↓ ※クリックすると拡大します。
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